はじめに
「心の荷物」という言葉をよく聞くけれど、
具体的には何のことを指しているんだろう?
そう感じたことはありませんか。
- いつもなんとなく疲れている
- 楽しいはずの時間なのに心から楽しめない
- 夜、一人になると急に気持ちが重くなる
もしかしたらそれは、
心の中に背負いっぱなしになっている“見えない荷物” のサインかもしれません。
今日は、「心の荷物」をもう少し具体的にイメージできるように、
3つのサインに分けてお話ししていきます。
1. サイン①「終わったこと」を何度も頭の中で再生してしまう
過去の出来事を何度も思い出しては、
「あのとき、ああ言えばよかった」
「どうしてあんなことをしてしまったんだろう」
と、自分を責めたり、相手を責めたりしてしまうことはありませんか。
それは、
その出来事が まだ心の中で“完了していない” というサインです。
- 本当はこうしてほしかった
- 本当はこう言いたかった
- 本当は守ってほしかった
そんな 「本音」や「望み」 が、まだ心の奥でうずくまっている状態とも言えます。
2. サイン②「今の出来事」に対して、感情が過剰に反応する
今目の前で起きていることに対して、
自分でも驚くほど感情が大きく揺れてしまうことはありませんか。
- ちょっとした一言に、必要以上に傷つく
- ほんの小さな頼まれごとに、イラッと爆発しそうになる
- 相手の反応が少しそっけないだけで、「嫌われた」と感じてしまう
こうした反応の背景には、
今目の前の出来事だけでなく、過去の痛みや我慢が積み重なっている ことが多いです。
心の中に押し込めてきた感情が、
似たような状況をきっかけに
「今ここ」に一気にあふれてしまうのです。
3. サイン③ 「本当はイヤ」が分からなくなっている
こんな状態に心当たりはありませんか。
- 何が好きで、何が嫌いか、即答できない
- 「やりたいことは?」と聞かれても、ピンとこない
- つい「何でもいいよ」と言ってしまう
これは、
長いあいだ 「自分の気持ちを後回しにしてきた人」 によく見られるサインです。
誰かに合わせることが当たり前になりすぎて、
「本当はイヤ」「本当はこうしたい」という声が
自分でも聞こえづらくなってしまっている状態です。
4. 簡単セルフチェック:「心の荷物」レベルを見てみましょう
次の質問に、心の中で「はい/いいえ」で答えてみてください。
- 夜、布団に入ったあとに過去の出来事を思い出してモヤモヤすることが多い
- 「あの人の一言」が、何日も頭から離れないことがある
- 頼まれごとを断ると、ひどく罪悪感を覚える
- 「私の本音って何だろう」と考えると、よく分からなくなってしまう
- 楽しい予定のはずなのに、なぜか気が重いことがある
「はい」が3つ以上あれば、
心の中に、そっと見直してあげたい「荷物」がたまってきているサインかもしれません。
5. 一人で抱え続けなくて大丈夫です
心の荷物は、
「弱いからたまる」のではありません。
むしろ、
- ずっと頑張ってきた人
- 誰かを支える役割を担ってきた人
- 「迷惑をかけたくない」と思ってきた人
ほど、静かにたまりやすいものです。
少しずつ荷物をほどいていきたいと感じたら、
ノートに書き出してみるのも良いですし、
誰か信頼できる人に話してみるのも一つの方法です。
心の終活「あまねくねっと」では、
こうした「心の荷物」を一緒に見つめ直し、
少しずつ軽くしていくお手伝いをしています。
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