はじめに
「親のことが嫌い」と思ってしまう自分を、
ひどく責めてしまう方がいます。
- 親に感謝したい気持ちもある
- でも、思い出すとイライラしたり、苦しくなったりする
- そんな自分は「親不孝」なのではないかと落ち込んでしまう
今日は、
「親を嫌いと思ってしまう自分」が苦しいときに
知っておいてほしいこと をお話しします。
1. 「嫌い」という感情だけが真実ではない
まず大切なのは、
「嫌い」と感じているからといって、
それがあなたの全ての気持ちではない
ということです。
- 本当は分かってほしかった
- 本当は守ってほしかった
- 本当は褒めてほしかった
そうした 「叶わなかった願い」 が蓄積すると、
結果として「嫌い」というラベルがついてしまうことがあります。
2. 親を守るために「親を嫌う」こともある
少し不思議に聞こえるかもしれませんが、
心理的には
「これ以上期待して傷つかないように、
あえて嫌いになろうとする」
という心の動きもあります。
- 期待しても裏切られるくらいなら、最初から期待しない
- 好きでい続けるのがつらいから、嫌いになったほうがラクだと感じる
これは、
あなたの心が自分を守ろうとしてきた結果
とも言えます。
3. 「嫌い」と「距離をとる」は別の話
親がつらい、しんどいと感じたときに、
- 距離をとる
- 頻繁には会わない選択をする
- 連絡頻度を減らす
などの対応をすると、
「嫌いになった」と感じてしまうかもしれません。
でも実際には、
「嫌いだから距離をとる」のではなく、
「これ以上自分をすり減らさないために距離をとる」
という側面もあります。
親をどう思っているか と
どう距離をとるか は、
本来は別々に考えて良いテーマです。
4. 「好きか嫌いか」ではなく、「自分の心をどう守るか」
親を好きか嫌いか、
白黒をはっきりさせようとすると、
余計に苦しくなることがあります。
それよりも、
- どんなときに心がしんどくなるのか
- どこまでなら無理なく関われるのか
- どんな距離感なら、自分の生活を守れるのか
といった 「自分の心の安全基準」 を
少しずつ言葉にしていくことをおすすめします。
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「親を嫌いと思ってしまう自分」を、少しだけゆるす
最後に、一番お伝えしたいことです。
親をどう感じているかは、
あなたの「よい人」「悪い人」の判定基準にはなりません。
長い年月の中で、
いろんな出来事が積み重なって、
いまの気持ちにたどり着いているだけです。
- 親を嫌いと思ってしまう自分
- 親を心配してしまう自分
- どこかでまだ期待している自分
そのどれもが、
あなたという一人の人間の 自然な感情 です。
もし一人では抱えきれないと感じたら、
誰かと一緒に、その気持ちをほどいていっても構いません。
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