第19回 残りの人生で「距離を置いてもいい人」と「大事にしたい人」

はじめに

歳を重ねるほど、
人間関係の整理は、少しずつ避けて通れないテーマになっていきます。

  • 会うたびに疲れてしまう人
  • 会うとホッとする人
  • 義理でつながっているだけの関係

心の終活の視点では、

「距離を置いてもいい人」と
「これからも大事にしたい人」を
少しずつ見極めていくこと

も、とても大切な作業です。


1. 「会ったあと、元気になるか」それとも「ぐったりするか」

人間関係をシンプルに見直す指標として、
こんな問いかけがあります。

「この人と会ったあと、私は元気になっている? それともぐったり?」

特に、

  • 会ったあとはいつも自己嫌悪になる
  • 会話の内容を何度も反芻してモヤモヤする
  • 「また誘われたらどうしよう」と不安になる

という相手は、
心の終活のタイミングで
距離を見直してみてもいい相手かもしれません。


2. 「今までの付き合い」だけで続けていないか

長く付き合ってきた友人やご近所さん、
親戚などとの関係は、

「ここまで付き合ってきたし…」
「今さら距離を置くなんて悪い気がする」

と感じてしまいがちです。

でも、残り時間が限られているからこそ、

  • 義務感だけで続いている関係
  • 会うたびに、自分を小さく感じてしまう関係

については、
「少し関わり方を変えてもいいのでは?」
自分に問いかけてみる時期かもしれません。


3. 「大事にしたい人リスト」を作る

一方で、
本当に大事にしたい人もいます。

  • 話すとホッとする人
  • 自分らしくいられる人
  • 離れていても、心のどこかで支えになっている人

ノートに、

「これからも大事にしたい人」

を思いつくまま書き出してみてください。

そのリストを眺めながら、

  • 久しぶりに連絡をしてみる
  • 年に一度だけでも会う時間を作る
  • ふとしたときに、感謝のメッセージを送ってみる

など、
「大事にしたい人との時間を増やす」 ことが、
心の終活を豊かにしてくれます。



「誰と過ごすか」は、「どう生きるか」と同じくらい大事

50代からの心の終活は、
これまでのように
「広く・浅く・たくさんの人とつながる」よりも、

「少なくても、深く安心できるつながり」

を大切にしていく流れに変わっていきます。

  • 無理して付き合う人を減らすこと
  • 心が安らぐ人との時間を増やすこと

そのどちらも、
決してわがままではなく、
これからの自分を大切にする選択 です。

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