はじめに
心の相談を受けていると、
時々こんなご質問をいただきます。
「私は、どうしてこの親の元に生まれてきたんでしょうか」
「この家族に生まれた意味って、あるんでしょうか」
今日は、特定の宗教ではなく、
「心」「ご縁」「人生のテーマ」という視点から、
この問いについてお話ししてみます。
1. 「意味」は最初から決まっているとは限らない
よく
- 「魂の学び」
- 「ご縁」
- 「運命」
といった言葉で、この問いに答えようとすることがあります。
ただ、心の終活の視点から見ると、
生まれた意味は「誰かが決めた正解」ではなく、
「自分で後から意味づけしていくもの」
という考え方も、とても大切だと思っています。
- こんな家で育ったからこそ、身についた力
- しんどい経験があったからこそ、理解できる痛み
- その家を出たからこそ、広がった世界
それらをどう受け止めていくかは、
これからの自分が選んでいける部分です。
2. しんどい家族ほど、「心のテーマ」が分かりやすく浮かび上がる
家族が穏やかで温かい家もあれば、
そうではない家もあります。
- 否定的な言葉が多かった
- 比べられてばかりだった
- 安心して弱音を吐けなかった
そんな家に生まれた方の中には、
「自分の人生、ハードモードすぎない?」と感じる方もいます。
ですが、その分、
- 自分を大切にすること
- 不健全なパターンを、自分の代で止めること
- 次の世代に、違う関わり方を渡していくこと
といった 深いテーマ を持たされていることも多いのです。
3. 「この家に生まれたからこそ、身についた力」を見つけてみる
ノートを開いて、
こんなタイトルを書いてみてください。
「この家に生まれたからこそ、身についた力」
最初は「何もない」と感じるかもしれませんが、
少し視点を変えると、こんなものが見えてくることがあります。
- 空気を読む力
- 相手の表情から気持ちを察する力
- ギリギリの状況でもなんとかやり抜いてきた粘り強さ
- 限られた条件の中で工夫してきた創造性
それは決して、
「つらかったことを美化しよう」という話ではありません。
「確かに大変だった。
でも、その中で育ったものも、たしかにある。」
その両方を見てあげることが、
心の終活の一つのステップになります。
4. 「どんな家に生まれたか」より、「ここからどう生きるか」
家族や生まれた環境は、
自分では選べません。
でも、
- どんな距離感で付き合うか
- どこまで関わるか
- これからどんな生き方を選びたいか
は、これからの自分が選び直していける部分です。
「この家に生まれた意味」は、
過去形ではなく、
これからの自分の生き方によって、少しずつ形が変わっていく。
そんなふうに捉えてみると、
少し呼吸がしやすくなるかもしれません。
「意味を探すこと」より、「自分の選択に意味を与えること」
最後にお伝えしたいのは、
生まれた意味の“正解”を当てることよりも、
これからの自分の選択に、少しずつ意味を与えていくことのほうが
ずっと大事かもしれない、ということです。
- どんな家に生まれたとしても
- どんな過去を持っていたとしても
これからの時間を、
自分なりに大切にしていくことができます。
「この家族で育った自分だからこそ、できる生き方がある気がする」
そんな感覚が、心のどこかにうっすらでもあるなら、
一度、その声を一緒に聞きにいきませんか。
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