第5回 我慢グセが強い人の特徴と、その裏にある“いい人ルール”

はじめに

「つい我慢してしまう」「自分より相手を優先してしまう」。

  • 約束を詰め込みすぎて、ヘトヘトになってから気づく
  • 「いいよ、私がやるよ」と言ったあとにモヤモヤする
  • 本当は嫌なのに、笑顔で引き受けてしまう

そんな “我慢グセ” は、ただの性格ではなく、
心の奥にある “いい人ルール” から来ていることがあります。

今日は、我慢グセが強い人の特徴と、
その裏に隠れている「自分ルール」を一緒に見ていきましょう。


1. 我慢グセが強い人の3つの特徴

特徴① 「頼まれると断れない」

  • 「これお願いできる?」と言われると、
    断ったときの相手の顔を想像してしまう
  • 「忙しい」と言えずに、つい引き受けてしまう

心の中には、こんな声がありませんか。

「断ったら嫌われるかもしれない」
「わがままだと思われたくない」


特徴② 「がんばっているのに、報われていない感覚がある」

  • 誰よりも動いているのに、感謝されている気がしない
  • 「私ばっかり損している」と感じることがある
  • でも、文句を言うのは何となく気が引ける

頑張っているのに報われない感覚は、
心の中で 「こんなに我慢しているのに」という声
たまっているサインかもしれません。


特徴③ 「自分の希望が分からなくなっている」

  • 「何が食べたい?」と聞かれても、すぐに出てこない
  • 旅行の計画でも、つい相手の好みに合わせてしまう
  • 「あなたはどう思う?」と聞かれると戸惑ってしまう

長いあいだ「相手が優先」の生き方を続けていると、
自分の希望や欲求を感じ取る感度が鈍くなってしまう ことがあります。


2. 裏側にある“いい人ルール”とは?

我慢グセの裏には、
こんな「無意識のルール」が潜んでいることが多いです。

  • 「人に迷惑をかけてはいけない」
  • 「長女(長男)なんだから、しっかりしないと」
  • 「親に心配をかけてはいけない」
  • 「女性なんだから、空気を読まないと」

これをここでは “いい人ルール” と呼びます。


3. あなたの中の「いい人ルール」を探してみよう

紙とペンを用意して、
次の文を続けて書いてみてください。

「私は、○○な人でいなければいけない」

思いつく限り、何個でも構いません。

例:

  • 私は、期待に応える人でいなければいけない
  • 私は、怒らない人でいなければいけない
  • 私は、弱音を吐かない人でいなければいけない

書けたら、その下にこう続けます。

「なぜなら、____だと思っているから」

ここに、あなたの “いい人ルール”の根っこ が見えてきます。


4. ルールを「捨てる」のではなく、「ゆるめる」

大切なのは、
このルールを 完全に捨ててしまうことではありません。

  • 人に迷惑をかけたくない
  • 真面目でいたい
  • 約束は守りたい

どれも、とても美しい部分だからです。

ただ、そのルールが 自分を傷つけ始めている と感じたら、
こんなふうに「ゆるめる」ことを考えてみてください。

  • 「私は、人に迷惑をかけてもいいところもある」
  • 「私は、ときどき弱音を吐いてもいい」
  • 「私は、全部を引き受けなくてもいい」

一気に変えなくて大丈夫。
まずは、心の中でそう「つぶやいてみる」ところから始めましょう。


5. 我慢をやめることは、わがままではありません

我慢を手放すことは、
誰かを見捨てることでも、わがままになることでもありません。

むしろ、
自分の心と体を大切にすることで、
本当に助けたい人を、長く・穏やかに支えられるようになります。

「この我慢は、本当に必要かな?」

そう自分に問いかけることから、
少しずつ、心の終活は始まっていきます。


我慢グセを一緒にほどいていきたい方へ

もしこの記事を読んで、
「まさに自分のことだ」と感じた方は、
一人で抱え込むのをやめてみてもいいタイミング
かもしれません。

心の終活「あまねくねっと」では、
あなたの中の“いい人ルール”を一緒に見つけ、
どこを残して、どこをゆるめていくかを対話しながら整理していきます。

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