はじめに
親の介護や相続の話になると、
どうしても浮かび上がってくるのが 「不公平感」 です。
- 介護の負担が、なぜか自分に偏っている
- 実家の管理や片付けをしているのは、いつも同じきょうだい
- お金の話になると、他のきょうだいは一歩引いてしまう
頭では「それぞれ事情がある」と分かっていても、
心が納得してくれるとは限りません。
今日は、きょうだい間で不公平感が生まれやすい理由と、
その中で 自分の心を守るヒント をお伝えします。
1. 不公平感が生まれる3つの理由
理由① 「見えない負担」が伝わりにくい
- 通院の付き添い
- 日々の電話対応
- 書類や手続きの確認
こうした細かな負担は、
「やっていない側」からは見えづらいものです。
「たまに顔を出しているだけのきょうだいのほうが、
親から感謝されている…」
そんな状況になると、
余計にモヤモヤが募ってしまいます。
理由② 子どもの頃からの「役割」がそのまま出てくる
長女・長男・真ん中・末っ子など、
子どもの頃に自然と担っていた “家族内の役割” が、
大人になってからも顔を出すことがあります。
- 長女=まとめ役・我慢する人
- 末っ子=守られる側・甘え役
といった役割分担がそのまま持ち込まれると、
無意識のうちに「やって当然」「やらなくて当然」という
空気ができてしまうことも。
理由③ 「お金の話=タブー」という空気
日本では特に、
お金や相続の話を 「縁起でもない」「いやらしい」 と感じる文化があります。
その結果、
- 具体的な数字や分担を話し合わないまま
- なんとなくの期待や思い込みだけで
物事が進み、
最後にドンと不満が爆発してしまうことも珍しくありません。
2. 「不公平をなくす」より、「自分の限界ライン」を知る
現実問題として、
きょうだい全員が全く同じ負担をする、
という状況はなかなか難しいものです。
だからこそ大切なのは、
「完全な公平」を目指すよりも、
「自分の限界ラインと、譲れるライン」を知ること。
紙にこう書いてみてください。
- 私が「ここまではできる」と思えること
- 私が「ここから先は難しい」と感じていること
この線がはっきりしてくると、
話し合いで「何にNOを言うか」が見えやすくなります。
3. 不公平感を、誰にどこまで伝えるか
不公平感は、
溜め込むと心をむしばみますが、
ぶつける形で伝えると、関係がこじれがちです。
おすすめは、三段階で考えること。
- まずはノートにそのまま書き出す
- 信頼できる第三者(友人・専門家など)に話してみる
- そのうえで「どこまで、誰に、どの言葉で伝えるか」を決める
感情と事実を整理してから話すことで、
結果は同じでも、あなたの心の疲れ方が変わってきます。
一人で抱え込まないために
きょうだい間の不公平感は、
お金や時間の問題に見えて、
実は 「分かってほしい気持ち」 の問題であることが多いです。
- もう少しラクに、でも罪悪感は減らしたい
- きょうだいと大げんかせずに、自分の限界を伝えたい
- 感情と現実の両方を整理したい
そんな方は、一度「心の荷物の棚おろし」を
第三者と一緒にしてみませんか。
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