ケースストーリー:実家の片づけ
※プライバシー保護のため、内容は一部フィクションを交えています。
登場人物
- Aさん(50代・女性・未婚)
- 一人暮らし。仕事をしつつ、月に数回、実家へ通っている。
- 実家には、80代のお母さんが一人暮らし。モノが多く、片付けが進まない。
1. 「片付けるね」と言うと、母の顔が曇る
ある休日。
Aさんは意を決して、実家の片付けに取りかかろうとしました。
Aさん:「お母さん、この棚の中、少し整理しようか?」
母 :「ああ、それはそのままでいいのよ。いつか使うかもしれないし…」
見れば、
使われていないタッパーや古い鍋、黄ばんだ紙袋がぎっしり。
Aさんは心の中でため息をつきました。
(どう見ても使わないのに…
このままでいいわけないじゃない…)
2. イライラの奥にある「さみしさ」
3時間ほど片付けをしても、
目に見えて減ったのはゴミ袋2つ分だけ。
帰り道、
電車の中でAさんのイライラはピークに達します。
「どうしてあんなにため込むんだろう」
「片付けさせてくれないくせに、足が痛いとか言うし」
「結局、全部こっちの負担じゃない」
でも、
そのイライラをよくよく眺めてみると、
そこには別の感情が隠れていました。
(私だって、誰かに頼りたいのに
ずっと“しっかりした娘”をやってきた…
なんでお母さんは、
一度も「ありがとう」って言ってくれないんだろう)
それは、
「分かってもらえないさみしさ」 でした。
3. ノートに向かって、「母への手紙」を書いてみた
Aさんは、その夜ノートを開き、
試しに「母への手紙」を書いてみました。
「お母さんへ
正直に言うと、私は実家に行くとイライラするときがあります。
それは、お母さんが片付けないからじゃなくて、
私のしんどさを分かってもらえない気がするからです。
……」
書き進めるうちに、
涙がぽろぽろとこぼれてきました。
「本当は、一度でいいから
“ありがとう。頼りにしてるよ”って
言われてみたかった。」
書き終える頃には、
怒りの温度がほんの少しだけ下がっていました。
4. 「片付ける」の前に、「気持ちを片付ける」
ストーリーのAさんのように、
実家の片付けには、
「モノ」以上に「感情」がからんでいる ことが多くあります。
- 片付けを邪魔されるイライラ
- ありがとうと言われないさみしさ
- 一人になってしまう親への不安
「片付ける」の前に、
「自分の気持ちを片付ける」時間を取ってもいいのです。
ノートに書く。
信頼できる人に聞いてもらう。
第三者と一緒に整理する。
それだけでも、
同じ片付け作業なのに、
心の疲れ方が変わってきます。
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